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精油のお話

  • 肌膳
  • 2016年7月20日
  • 読了時間: 3分

 具体的に日に当たった後、どうすれば良いのでしょうか?

日焼け後は早めのケアがポイントです。お肌は火照り炎症を引き起こしている状態になっています。ケアはまず、冷水やキューリをカットしお肌に乗せたりして冷やします。 

さらにラベンダー精油(エッセンシャルオイル)も炎症を抑えてくれる働きをしますので、ぬる目のアロマバスや冷湿布をしたり、ローションを作って、日焼けした肌にスプレーするのもいいでしょう。ラベンダーが炎症を鎮めながら、新しい細胞の成長を施してくれます。

また、アロマバスはぬるめのお湯にして刺激を少なくしてくださいね。

ローションはキャリアオイル(植物油)を使ったもの、無水エタノールを使ったもの、 グリセリンを使ったものなどがあります。

日焼け止めにも、アロマの出番があります。肌用の植物油と精油をコラボさせて、ケミカルな添加物がない日焼け止めができます。

精油の量は多すぎると肌の負担のリスクも出て来るので、その点は気を付けましょう。

植物油脂や精油の良いところは、日焼け止めしながら同時に肌ケアもできちゃう事。老化防止、ハリやツヤ、ニキビや肌荒れを防ぐ、保湿などの恩恵があります。

*日焼け止め効果(プロテクション)

いくつかの植物油脂には、市販の日焼け止めに引けを取らないような効果があります。

SPFに関しては誤解があります。

数値が大きいのは日焼け止めの効能が大きいわけでなく、持続性です。

「紫外線のB波が原因でできる赤い斑点ができるまでの時間を何倍遅くできるか」の数値。

例えばSPF10の日焼け止めを、通常30分で赤い斑点ができてしまう人が使用すると、

300分(=5時間)は赤い斑点を防げるということです。つまり、人により効果も変わります。

 これを踏まえると、SPFが10以下の植物油や精油でも、日焼け止めの効果が弱いわけではなく、こまめに塗れば効果は持続する訳です。 長時間日光にさらされる場合は別として、こまめにケアできる時やちょっとした外出時は、SPFより自然な成分にこだわると良いですね。 気を付けたいのは、SPF値が高い程効果が持続するという事は、それだけ強く長く、肌にも負担が掛かっているという事です。 植物油で日焼け防止効果があるのは以下のようなものがあります。

◇キャリアオイル SPF値

ラズベリーシードオイル 50-28

小麦胚芽油 15

オリーブオイル 7.549

キャロットオイル 7.25

(ビタミンE追加は15) 

ココナッツオイル 7.119

ホホバオイル 6.25

ひまし油 5.678

スイートアーモンドオイル 4.659

ごま油 1.771

ラズベリーシードオイルが最高値で、小麦胚芽油も高い数値ですが、前述の通りSPFが10以下でも、こまめに利用したり短時間の外出には使えます。肌質なども考慮して合うものをチョイスしましょう。

UV効果のある精油と数値も見てみましょう。

植物油=キャリアオイルのようにSPFが10以上の精油はないものの、SPF値は出ていますからこまめに使うことでOK。しかも、精油を合わせると、日焼け止め以外の効果も期待されます。肌を鎮静、保湿、栄養など。UV効果の高い植物油に希釈して使うと相乗効果も期待できます。

● レモンやグレープフルーツなどは光毒性があるので光毒性の成分を除去したものなど以外は、肌に塗布して日光に当たるのは避けましょう。

◇精油 SPF値

ペパーミント 6.668

レモングラス 6.282

ラベンダー 5.624

オレンジ 3.975

レモン 2.810

ユーカリ 2.625

ティーツリー 1.702

ローズのようにほとんど値がないものもあります。

ローズ 0.248

 
 
 

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