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美肌と体質の深い関係

  • hadazen
  • 2017年3月25日
  • 読了時間: 3分

体質不良では健康な美肌にはなれません。体質が変われば、体質改善すれば美肌を手に入れることが出来るようです。生まれつきの肌とあきらめずに、中医学的な観点からみれば、体質改善によって肌質も改善することは可能なのです。乱れた生活を見直して、低下した内蔵機能を高め、シワや乾燥を改善する方法です。不足している気血を養い、体内から肌に潤いを与えて「若く見える」ようになれるようです。

また、顔にできたシミの原因のいくつかの内側的問題があるようです。

中医学的には、「体が弱い」「腎虚(ホルモンをつかさどる腎のアンバランス)によってホルモンのバランスが崩れ、体に栄養を供給する腎精が不足している」「脾胃(胃腸)機能が低下して代謝が悪化している」

「ストレスの影響で精神を調節する肝系統の機能が乱れ、気血(エネルギーと血液)のめぐりに障害を生じている」

などの結果として気血が顔を十分に養う事ができず、シミになると考えます。

★中医学的シミのタイプチェック!★

【①気滞血おタイプ(きたいけつお)】

濃褐色斑、特に頬のシミが濃い。イライラしやすく、怒りっぽい。胸腹部に脹痛がある。

のぼせ、不眠、生理不順。舌にお斑、お点(黒ずんだ斑点のようなもの)がある。

体質に合った漢方薬:逍遥丸(しょうようがん)、四逆散(しぎゃくさん)など。

【②肝腎不足タイプ(かんじんふそく)】

褐色色素斑、境界は鮮明。顔色に艶がない。めまい。腰や膝にだるさや痛みが出やすい。

体質に合った漢方薬:杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)、

瀉火補腎丸(しゃかほじんがん)など。

【③脾虚湿滞タイプ(ひきょしつたい)】

シミは泥色のような、汚れた感じ。食欲不振、軟便または下利。

疲れやすい特徴が見られます。

体質に合った漢方薬:補中益気湯

(ほちゅうえきとう)、香砂六君子湯(こうしゃりっくんしとう)、参苓白朮散(じんりょうびゃくじゅつさん)など。

シミは気血のめぐりの悪さ、お血(血行不良)を伴っている事が多いので、血の巡りを良くする活血薬(かっけつやく)を用いるようです。

日本ではあまり知られていない中国伝統医学であるはありますが、日本人に馴染みやすい基本的な共通部分がたくさん!

何しろ中医学での健康の宝としての基本が「精」「気」「神」の3本柱。

ここです。この3つめの『神』ですよ〜! つまり、精神的支柱を持つことが健康には大切なんです。

ね!おもしろいですよね。見えない世界も関与しているって。

ではでは、まずはこれからの季節、シミを増やさぬよう、紫外線対策にお気をつけて。

 
 
 

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