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ちはやぶる

  • hadazen
  • 2017年5月8日
  • 読了時間: 2分

「人は動かなくなると退化する」。

使わなくなった身体部分や筋肉などは、自分の意識とは別に「もう使わないもの」と勝手に判断され、どんどん退化していく性質を持っているようです。

例えば骨折をして、ギブスを1ヶ月するだけでも関節が硬くなり、思うようには動かなくなってしまいますね。

病気で入院すると、寝た切りの状態が長く、しだいに免疫力が低下し、そこに違う環境からの菌が身体に入り、病気を引き起こすケースがとても多いようです。

顔も同様です。

感情を抑制する癖がある人は、自分では充分に表現していると思っている笑顔でも、他者からは表情が読めず、何を考えているのかわからない人だと思われてしまうことがあります。

能面の顔は美しさを感じますが、固定した顔で多くの時間過ごしていると、いざ笑顔を作りたいとき、筋肉が硬くなり、上手な笑顔が作れないものです。

引きつり笑いや、左右のバランスが整わない笑顔は何かしらの心のトラブルをも周囲に感じ取られてしまいます。

他者に自分の気持ちを悟られないよう、気を使いながら生活する癖のある人の作り笑いは、見ていても容易に察することができます。

心の思いも同様です。

ひとりの人に自分の思いをおしつけたり、もう終わった恋をいつまでもひきずっていたり、過去の栄光の体験を忘れられなかったりするときは、今の心が止まります。目の前の美しい景色や、新しい素敵な出来事に気がつかずに、疑ったり、または無関心で通り過ぎてしまうことがあります。

魂も同様です。

自分の内側に在る本当の気持ちを探っていなければ、自分が本来何を求めているのかがわからず、軸を持つことなく魂の機微を感じ取ることができません。

ハートの奥で感じるものに敏感になり、正直で素直になると魂は自然に振動し始め、エネルギーが活性化し若返ります。

わたしたちの目は、自分の前、外側を見るようにできているため、自分の内側を観ることが難しいものですが、外側からの影響のみでなく、内側からの些細な反応にもしっかりと応えるようにしていくことが大切です。

人生とは変化そのものであるように、人は肉体的にも精神的にも、動的に活動し続けることが進化向上していく上で必要なのです。そのことがすなわち、宇宙の法則に身を委ねながら、動き続けることに通じ、そうした姿勢こそが最高に若々しく活き活きとした輝く人生に結果として繋がっていくものだと思います。


 
 
 

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