顔は心の華 肌は内臓の鏡
- hadazen
- 2017年3月22日
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顔は心の華」お肌を見れば心や内臓の状態までもがわかるというフレーズ。日本ではあまり馴染みがありませんが、中国の伝統医学の中心にある「中医学」に書かれている教えです。
中医学の中にある『美容』についての教えがまたとても面白いので、ご紹介しましょう。

素肌は化粧品だけでは決してよくなりません。肌の質は体の内部から作り出されるものだからです。中医学では肌の質を重視します。中医学の中には「美肌になる処方」や「美肌のための養生理論」などがたくさんあり、肌は「五臓の状態を反映した鏡」とされています。
臓は体内の内臓。
象は外から見える形象。
これにより内側の五臓と外側の形象を結び考えることができるということ。
わかりやすく表層に現れた症状を見て、今の自分のウィークポイントを見つけ、不調の段階を見つけていくというカウンセリング方法があります。
【 五臓の華(色艶)】
「肝 その華は爪にある」 血が足りて流れがよければ、爪はピンク色で丈夫である。
「心 その華は顔にある」 血脈が満たされれば、顔は紅く潤って艶がある。
「脾 その華は唇にある」 気血を産み、運化がよければ、唇の色艶がよい。
「肺 その華は皮毛にある」 気と津液が正常なら、皮膚はキメ細かく、うぶ毛に光沢がある。
「腎 その華は髪にある」 精血が満ち溢れるならば、髪がよく伸び艶がある。
どうですか? どこか気になる部分がありますか。
あったとしたらもしかしたら内側の働きが少し弱っているのかもしれませんね。
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