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日本古来の美の秘本「医心方」

  • hadazen
  • 2016年9月29日
  • 読了時間: 3分

日本人女性の素肌は明治時代までは世界一美しいと言われていたのはご存知ですか?

現在では、アレルギーや肌あれなどの悩みを抱えた女性が溢れています。

原因はいろいろとあるとは思いますが、ひとつには戦後以来入ってきた成分として

石油系由来の化学成分から作られた化粧品を使う人が多くなったことが考えられます。

もう一度日本の伝統的な美容のいいところを復活させて、なめらかな美しい日本人の素肌と意識をとりもどしてはいかがでしょうか。

日本には今から約1200年前、平安時代に作られた医療書「医心方」があります。

そこには当時の美肌を育む驚きの方法が盛りたくさん記されています。

医心方の美容編に記されてあるのは、健康と美容は切り離せられないもので、秘方のお手入れ術が重要だということが記されています。当時の美意識の高さが計り知れてなんだか日本人に生まれてよかったな〜と思えます★

平安時代の美の基準は、「髪の毛の量や長さや、扇で隠した上にわずかに見える額ぎわの気品」

だそうです〜(笑) これは当時のチラ見せ作戦でしょうか。。。

顔のつくりは現代美の基準とは違い、顔の目鼻立ちなどのつくりはあんまり関係ないようですね。

美意識が特に髪の毛に集中しているようで、医心方の美容編は髪の毛に対する処方が多くなっています★

『医心方』にみる平安人の美容・健康術

美肌についての記載は26巻(仙道編)に載っています。え?!

美容編には「美肌」という章がありませ〜ん!?

(仙道編)の仙道って?なにかわからなかったのでググると、「中国の道教や神仙思想の中で、仙人の道術や、不老不死に至る道 」とありました。

そしてなぜ、色白の美肌のレシピは、不老不死の編に載ってるのでしょ〜か〜?

謎はどんどん深まります。

医心方(巻26)の目次にあたる章立ては、ちょっと興味深いものがあります。

第1章 不老長寿と若返り法/第2章 美人になる方法/第3章 体臭をかぐわしくする処方/第4章 頭をよくする処方/第5章 愛し愛される術/第6章 金持ちになる方法/第7章 穀断ちの時の処方/第8章 三尸を除く方法/第9章 寒さと暑さを避ける方法/第10章 雨や湿気を避ける方法/第11章 水火の難を避ける方法/第12章 兵刃の難を避ける方法/第13章 妖怪変化を避ける方法/第14章 虎や狼を避ける方法/第15章 毒虫毒蛇を避ける法 などなど。

美肌に関しては不老長寿と若返り法/第2章に記載されていて、美人になる方法/第3章では美肌などの記載はありません(驚)

4章の頭をよくする処方や、

6章の金持ちになる方法なども、なぜここに入っているのかが気になりますよね〜

26巻も取り寄せお願いしたいと思いますが〜。。。

何しろ本代金2万円を超える金額ですので、やっぱり図書館で借りることにしておきます(笑)

次回は、その内容を興味深い内容を少しご紹介していくことにします。

 
 
 

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