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微妙な違いのそっくりさん冬の花についての話

  • hadazen
  • 2016年11月14日
  • 読了時間: 2分

「椿」と「さざんか」は見かけがとてもよく似ているそっくりさんです。

はっきりと違いがわかるのが「散り方」と「香り」。

花としてのお役が尽きると、花びら一枚一枚がバラバラとなりぱらぱらと散っていくのが、さざんかで、

花の形を崩さず満開時の花ごとドスッとそのまま地面に落ちるのが椿です。(静かなところでは落ちる時の音もしっかり聞こえます)

一瞬ドキッとさせられるくらいにおみごとに落ちますよね〜

その様が「首が落ちるようで死を連想させられて怖い」とも

言われてもいますので、お花をプレゼントする時には、スチューエーションを考慮して、気を配れたら素敵ですね★

また、椿の花には香りがないけれど、さざんかはとてもいい香りを放っています。

豪華な椿がきれいに咲いているから、きっといい香りがするのだろうな〜と近づいてクンクンしてみても、匂いはあ〜りません。

強い匂いがありそうな花なのに、椿って本当にあら〜不思議〜

人がこの花たとの違いによくわからないのに、『あ。この花散り方がぱらぱらだからさざんかね』とか『香りがないから椿だわ』な〜んて言えたら、違いがわかる才女演出できて、ますます魅力度アップしそうじゃな〜い?

さて、世界のココ・シャネルが愛した花のモチーフ「カメリア」の花は、椿といわれていますが、それはもしかしたらこの繊細な違いが当時わからず、椿が有名だったのでシャネルは椿とされていて、本当は「さざんか」だったりして〜?

ってな勝手な思いを巡らせてみたけど、どうなんだろ。

散り際の潔さを感じる何処と無く日本武士道的精神ある椿と

香り付き花びら絨毯サービスの癒し系さざんか。

それで、あなただったら椿とさざんか、 どっちが 好き??

 
 
 

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